MENU
いつでもお気軽にご相談ください!
0120-286-440 受付時間 9:00~18:00 年中無休 (GW・夏季・年末年始を除く)モニエル瓦とは主な材料はセメントと砂で、
材料に圧力をかけて脱水成型し、乾かした瓦のことを指します。
1番の特徴は「スラリー層」です。
スラリー層とは、
セメントや砂などと同様の素材でできた無機質着色材を
1mm以上の厚みで塗装したものを指します。
このスラリー層の上から
クリアー塗料を塗布して仕上げているのがモニエル瓦です。
このクリアー塗料の塗膜やスラリー層の劣化はあっても
スラリー層の下のセメント部分の強度は申し分ないものが多いです。
モニエル瓦の場合、塗装工事を行う際には
高圧洗浄でスラリー層の着色材を完全に除去する必要があります。
このスラリー層の除去が難題なのです。
1mm以上の着色材の層なので完全に除去するのには
しっかりと圧力をかけて洗浄することが必要ですし、
過度に高圧洗浄を行うことで屋根材が破損する可能性もあります。
そのため、このスラリー層が十分に劣化した時期にならないと
メンテナンスに適しているといえないのです。
モニエル瓦のメンテナンス時期は新築から15年から20年といわれています。
しかし、特徴の1つであるスラリー層を無視してメンテナンスを行うことはできません。
そのため屋根の状態をしっかり確認し、メンテナンス時期を判断する必要があるのです。
モニエル瓦の性質をよく理解せずに塗装工事をおこなってしまうと
高圧洗浄で洗い落とせなかった既存のスラリー層により
5年もしないうちに屋根の塗装が剥がれてしまうというケースがあるのです。
モニエル瓦のメンテナンスは
塗装工事のプロというだけでなく、瓦の特性も理解した専門店に依頼しましょう。