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陶器瓦の種類とメリット・デメリットやメンテナンス目安について |株式会社ミヤケン|

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陶器瓦の種類とメリット・デメリットやメンテナンス目安について

コラム:アイキャッチ画像

この記事で分かること

✅ 陶器瓦の基本と3つの形状
✅ 「メンテナンス不要」の真実
✅ 部位別の適切な補修時期
✅ よくある劣化症状と対処法
✅ 補修工事の費用相場まとめ

「うちの屋根は陶器瓦だから、メンテナンスはいらないって聞いたけど…
本当に何もしなくていいの?」

築20年、30年と経ったお住まいで、陶器瓦
こうした疑問をお持ちのお客様は非常に多くいらっしゃいます。結論からお伝えすると、

陶器瓦は「塗装メンテナンスは不要」ですが、
「点検と部分補修は必須」
です。

何もしないまま放置すると、
雨漏りや棟瓦(むねがわら)の落下といった
深刻なトラブルに発展してしまうこともあります。

この記事では、陶器瓦の基本知識から
メンテナンス時期の目安、費用相場、症状別の対処法まで、
群馬・埼玉エリアで多数の屋根工事を手がけるミヤケンが詳しくご紹介します。

1. 陶器瓦とは?基本知識をおさらい

陶器瓦は粘土瓦の一種で、粘土を圧縮成形した後、表面に釉薬(うわぐすり)を塗り、
1000〜1250度の高温の窯で焼き上げて作られる屋根材です。

この釉薬によってツヤと撥水性が生まれることから、
釉薬瓦(うわぐすりかわら)とも呼ばれます。

表面のガラス質コーティングにより水を弾く性質を持つため、
他の屋根材と比べてメンテナンスの手間が少ない
優れた屋根材として知られています。

陶器瓦の3つの形状

陶器瓦には大きく分けて3種類の形状があります。
性能自体は形状による差はほとんどなく、建物のデザインに合わせて選ぶのが一般的です。

  • ●和形(J型)
    日本家屋でおなじみの波型の瓦です。
    重厚感があり、和風建築に高級感を与えます。日本で最もスタンダードな形状です。
    和瓦 屋根 ミヤケン 群馬県 瓦交換 メンテナンス
  • ●平瓦(F型・フランス瓦)
    波型をなくして平らに成形したタイプ。
    フランス瓦を見本に作られたもので、和風・洋風どちらの住宅にもマッチします。
    和瓦 屋根 ミヤケン 群馬県 瓦交換 メンテナンス
  • ●洋瓦(S型・スペイン瓦)
    山部分が丸く盛り上がり先細りの形状をしており、地中海風の外観に合う瓦です。スペイン瓦を見本に作られました。
    洋瓦 屋根 ミヤケン 群馬県 瓦交換 メンテナンス

▼ 瓦以外の屋根材についても知りたい方はこちら

屋根材の種類と特徴について >

2. 陶器瓦のメンテナンスは本当に不要?知っておきたい真実

 

瓦屋根 漆喰 ミヤケン 屋根 補修

「陶器瓦はメンテナンス不要」とよく言われますが、これは「塗装によるメンテナンスが不要」という意味です。
瓦本体は釉薬コーティングで保護されているため、スレート屋根のように10〜15年ごとに塗装し直す必要がありません。
しかし、屋根は瓦本体だけで構成されているわけではありません。
瓦を固定している漆喰(しっくい)、棟瓦、防水紙(ルーフィング)、野地板など、複数の部材が組み合わさってひとつの屋根を作っています。

これらの付帯部材は経年で必ず劣化するため、定期的な点検と部分補修は欠かせません
「メンテナンス不要」という言葉を鵜呑みにして30年、40年と放置してしまうと、
気づいたときには雨漏りや屋根全体の葺き替えが必要になっていた、
というケースも残念ながら少なくないのです。

3. 陶器瓦のメンテナンス時期の目安一覧

陶器瓦の屋根で、部位ごとにメンテナンスが必要となる時期の目安をまとめました。
築年数を確認しながら、ご自宅がどの段階にあるかチェックしてみてください。

部位・内容 メンテナンス時期 主な工事内容
定期点検 5〜10年ごと 瓦のズレ・ひび割れ確認、漆喰の状態確認
漆喰の補修 15〜20年 漆喰の詰め直し
棟瓦の取り直し 20〜30年 棟瓦を一度外し、漆喰・芯材ごと組み直し
瓦の部分交換 症状発生時 割れ・ズレた瓦を1枚単位で交換
葺き直し 30〜40年 瓦を一度外し、防水紙を新しくして同じ瓦を戻す
葺き替え 50年以上
(または瓦自体の劣化時)
瓦と下地材をすべて新しいものに交換

陶器瓦の本体寿命は50年以上と非常に長いですが、
漆喰や防水紙といった「裏方」の部材はそれよりも早く劣化します。
特に築15年を過ぎたら一度プロによる点検をおすすめします。

4. 陶器瓦の代表的な劣化症状と補修方法

ここからは、陶器瓦屋根で発生しやすい代表的な劣化症状を、写真と一緒にご紹介します。
ご自宅の屋根に当てはまるものがないか、チェックしてみてください。

①瓦のズレ・ひび割れ

瓦 屋根 ズレ ミヤケン 補修 ひび割れ

地震の揺れや台風時の飛来物、強風などによって、瓦がずれたり、ひび割れを起こすことがあります。
ズレた状態を放置すると、隙間から雨水が入り込んで防水紙や野地板を傷め、最終的に雨漏りに発展します。

また、隙間ができることで鳥が入り込んで巣を作ってしまったり、
害虫の侵入経路になったりすることもあります。

【対処法】
・ズレのみの場合: 瓦を元の位置に戻し、ラバーロック工法などで固定
・割れている場合: 該当の瓦を取り外して新しい瓦と交換

💡 ポイント
台風や地震の直後に発生した不具合は、火災保険の風災・地震保険の対象になるケースがあります。慌てて契約せず、まずは複数の業者と保険会社に相談しましょう。

②漆喰の劣化・欠け

瓦屋根 漆喰 ミヤケン 屋根 補修

瓦屋根の頂点(棟)や四方には棟瓦が施工されており、
これを固定しているのが漆喰(しっくい)です。
漆喰は石灰を主原料とした建材で、瓦そのものよりも早く劣化します。

劣化が進むと、漆喰が黒く変色したり、ボロボロと崩れて欠け落ちたりします。
漆喰がなくなると棟瓦の固定力が失われ、ズレや落下の原因になります。

【メンテナンス目安】
15〜20年で漆喰の詰め直し、20〜30年で棟瓦ごと取り直し

③棟瓦のズレ・歪み

棟瓦 ズレ 瓦屋根 ミヤケン 群馬県

地震や漆喰の経年劣化により、棟瓦そのものがズレたり歪んだりすることがあります。
この状態を放置すると棟瓦が落下する危険があり、人や車に被害が及ぶ恐れもあります。

「何か屋根の形が変わった気がする」「地震の後から気になる」と感じたら、すぐに点検を依頼しましょう。

【対処法】
棟瓦を一度すべて外し、漆喰・芯材(のし瓦)ごと組み直す「棟瓦取り直し工事」を行います。部分補修では対応できないケースが多い症状です。
 

④防水紙(ルーフィング)の劣化

瓦屋根 防水シート ミヤケン 屋根 補修 葺き替え 群馬県

瓦の下には防水紙(ルーフィング)が敷かれており、
これが屋根の防水機能を担う最後の砦になっています。
防水紙の寿命は20〜30年程度で、瓦本体よりも先に寿命を迎えます。
外からは確認できない部材ですが、ここが劣化すると
瓦の隙間から入った雨水が屋根裏に侵入し、雨漏りの原因となります。

【対処法】
「葺き直し工事」で対応します。既存の瓦を一度外し、防水紙を新品に張り替えてから、同じ瓦を再利用して葺き戻す工事です。
陶器瓦は本体寿命が長いため、葺き替えよりもコストを抑えられるのがメリットです。

5. 陶器瓦メンテナンスの費用相場

陶器瓦のメンテナンス費用は、症状や工事範囲によって大きく異なります。
一般的な30坪程度の住宅を想定した費用相場をまとめました。

工事内容 費用相場(目安)
瓦の部分交換(1〜数枚) 1〜5万円
漆喰の詰め直し(全体) 20〜60万円
棟瓦の取り直し 40〜80万円
葺き直し工事 80〜150万円
屋根の葺き替え工事 150〜250万円

上記はあくまで目安です。屋根の面積・形状(寄棟・切妻など)・足場の要否・既存瓦の状態によって金額は変動します。
正確な費用を知るには、必ず現地調査を伴う見積もりを取ることをおすすめします

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6. 陶器瓦のメリット・デメリットを改めて整理

⭕ 陶器瓦のメリット

  • 寿命が長い: 耐候性・耐水性に優れ、本体寿命は50年以上。
  • 塗装メンテナンスが不要: 釉薬により撥水性が維持され、塗り替え費用がかからない。
  • デザインが豊富: 50色以上の表現が可能で外観の自由度が高い。
  • 部分交換できる: 割れた場合も1枚単位で交換でき補修コストを抑えられる。

❌ 陶器瓦のデメリット

  • 重さがあり耐震性に注意: 軽量屋根材から瓦への変更は建物の耐震確認が必須。
  • 初期コスト・工事費が高い: 瓦1枚の単価が高く、手作業のため職人の手間賃がかかる。
  • 完全メンテナンス不要ではない: 漆喰や防水紙など、付帯部材のメンテナンスは必要。

7. 群馬・埼玉エリアで陶器瓦のメンテナンスはミヤケンへ

ミヤケンは群馬県(前橋市・高崎市・太田市)および埼玉県(さいたま市・川越市・川口市)を中心に、累計30,000件以上の屋根・外壁工事を手がけてきた地域密着の専門業者です。

陶器瓦の屋根は、見た目では問題なく見えても、漆喰の劣化や防水紙のダメージは内部で進行しています。
「築15年以上経っているけれど点検したことがない」「最近の台風や地震が気になる」というお客様は、
ぜひ一度無料屋根点検をご利用ください。

高所カメラを使って屋根に上らずに点検することも可能ですので、お客様の立ち会いも不要です。
点検結果は写真付きの報告書でお渡しし、メンテナンスが必要であれば最適なプランをご提案いたします。

ミヤケン 集合写真 屋根サイト 社員

まとめ:陶器瓦は「塗装不要」だが「点検は必須」

陶器瓦は釉薬コーティングにより塗装メンテナンスが不要な、非常に優れた屋根材です。
本体寿命は50年以上と長く、デザインバリエーションも豊富で、日本の住宅文化に深く根付いた信頼の素材と言えるでしょう。

ただし「塗装不要」=「何もしなくていい」ではありません。
漆喰の補修・棟瓦の取り直し・防水紙の張り替えといったメンテナンスは、陶器瓦の屋根でも必ず必要になります。

ご自宅の屋根が築15年を過ぎている、または前回の点検から10年以上経っているという方は、
雨漏りなど深刻なトラブルになる前に、ぜひ一度プロの目でチェックを受けてください。
早めの点検と部分補修こそが、結果的に建物の寿命を延ばし、トータルコストを大幅に抑えることにつながります。

ミヤケンでは群馬・埼玉エリアの皆様の屋根を、
高所カメラ点検・写真付き報告書付きで無料診断しています。お気軽にお問い合わせください!



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