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金属屋根のメンテナンス時期と方法とは |株式会社ミヤケン

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金属屋根のメンテナンス時期と方法とは

金属屋根には折半屋根や瓦棒などさまざまなデザインがあります。
近年では、ガルバリウム鋼板屋根も主流になりつつあり、金属屋根=トタン屋根ではなくなってきました。
金属屋根ならではの屋根材の軽さと施工しやすさから新築・リフォームともに人気のある屋根材です。
そんな金属屋根の素材自体には防水性はありませんので、表面の塗装によって素材が保護されています。
屋根の状態に応じて、塗装、葺き替え・もしくはカバー工法などのメンテナンスを行う必要があります。
今回は、金属屋根のメンテナンス時期と各種メンテナンス方法についてご紹介いたします。

◆金属屋根のメンテナンス時期

金属屋根のメンテナンス時期は、表面の塗装の耐久年数に左右されます。
新築工事から20年前後がメンテナンス時期といえます。

金属屋根といっても一昔前のトタン屋根とガルバリウム鋼板の屋根では耐久年数は大きく異なります。
15年以上前の金属屋根の場合には鉄が多く含まれているため、色褪せやチョーキングのほか、サビの発生がみられます。
そのままにするとサビが垂れて赤茶色に汚れがみられるようになります。
美観的にも、素材の耐久性にも良いとは言えませんので、メンテナンス時期は目視でも確認する必要があります。

ガルバリウム鋼板の場合には、亜鉛やアルミを多く含んでいるため、サビにくいため、20年以上の耐久年数が期待されます。
どのような素材を使用しているかによってメンテナンス時期が異なる金属屋根ですが台風などの被害を受けることもあります。
素材自体の耐久年数ももちろんですが、屋根の環境を十分配慮したうえでメンテナンスの時期を検討しましょう。

また、紫外線や雨風など環境によっては20年よりも前に劣化症状が現れる場合があります。

  • チョーキング・・・指でこすると屋根と同じ色のような粉っぽいものが付着する。
  • 変色・褪色・・・紫外線や雨風の影響により、起こりうる症状です。
  • はがれ・サビ・・・変色と同じ原因です。サビの場合放置してしまうと腐食が進み、穴が空いてしまいます。
  • 撥水性の低下・・・紫外線や雨風の影響により、屋根表面の防水性能が低下する現象です。

上記の症状が確認出来たらメンテナンス時期です。
劣化が進む前に、早めに相談することをオススメします。

◆メンテナンス方法

・塗装によるメンテナンス
塗装工事をすることで屋根表面の防水性やサビの発生を抑えるメンテナンス方法です。
高圧洗浄でしっかりと屋根の表面を洗浄し、研磨で屋根の表面を整えます。
そして下塗り材にさび止めを施し乾燥させた後、仕上げの上塗り材を2回行います。
何層にも塗装を行いますがここで大事なことは、しっかりと乾燥をさせてから次の作業に進むことです。

・カバー工法によるメンテナンス

既存の屋根材を撤去せずに、その上に新しい金属屋根を取り付ける方法です。
屋根が二重になるため、「重ね葺き」とも言われています。廃材が少なく、比較的、安価で施工することができます。
屋根本体に穴が空いていたり、塗装メンテナンスができないときにカバー工法を行います。
このカバー工法は、この記事でもご紹介しているガルバリウム鋼板を使って施工を行います。

・葺き替えによるメンテナンス

このメンテナンスは屋根をすべて撤去し、新しい屋根材に変える大がかりな工事になると思っていいでしょう。
劣化が内部まで進んでしまっている場合などは、屋根材や場合によっては下地まで全て取り替える工法です。
廃材が多く発生し、屋根材、その他全て交換になるため、高額で施工期間も長くなります。
そのため、なるべく屋根の被害が大きくなる前に定期的な点検やメンテナンスをして葺き替え工事を避けるようにしましょう。

◆まとめ

現在、メンテナンスフリーなどと紹介されている金属屋根を多く見かけます。
しかし、何も気にせずにいても劣化しない屋根材はありません。
日頃から点検やメンテナンスをして劣化を防ぐことが、長く屋根をもたせる一番の方法です。
ですが、屋根の点検は上に登らなければできません。
さらに、その上で作業するとなると危険が伴います。
また、雨漏りなど天候の良い日に見ても分からないため、わざわざ天候の悪い日を選んでチェックするのも危険極まりないです。
プロが見なければわからない不具合はたくさんありますし、無理をせずミヤケンまでご相談ください。
専門スタッフが最短で即日で駆け付け、屋根の状態を調査いたします。

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