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水性の塗料の特徴とメリット・デメリット |株式会社ミヤケン

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外壁の塗料は水性の塗料塗料でも大丈夫?水性塗料のメリット・デメリット

屋根や外壁の塗装に使われる塗料には、水性塗料と油性塗料があります。
数十年前は水性塗料は耐久性が溶剤(油性)の塗料に比べて弱いという認識でした。
しかし、近年では水性塗料は改良され、耐久性に優れた塗料が数多くあります。
今回は水性塗料の特徴についてご紹介していきます。

■水性塗料の特徴
屋根や外壁の塗装に使われる塗料には、水性と油性(溶剤)がありますが大きな違いは希釈するものが違います。
水性塗料は、主な成分が水で出来ており、希釈するときも水を主成分とした材料を使用します。
そのため、塗料特有のシンナー臭が気になりません。

■水溶性塗料のメリット

・臭いが気にならない
特徴でも挙げましたが水性塗料は、シンナーなどの溶剤を使っていないため、ペンキならではの臭いがほとんど気になりません。
塗料の臭いが完全にないわけではないですが、私たちの体にとって悪影響を与える成分が発している匂いではないので安心です。
近所へ臭いで迷惑をかけないという点もメリットです。

・扱いやすさに長けている
水性塗料は有機溶剤を配合していないため、一液性の塗料が多くなっています。
一液性とは塗料を薄めずに使用する塗料のことを言います。
油性塗料の多くは二液性なので専用の薄め材をいれてしっかり混ぜなければいけません。

・油性塗料に比べて値段が安い
水性塗料にはシンナーなどの有機溶剤が含まれていないので、塗料自体の価格も安いというメリットがあります。
塗料の値段が安いということは、工事のコストを抑えられるということでもあります。

・油性塗料と遜色ない水性塗料が増えている
以前は、水性塗料に対する信頼があまりなかったため、油性塗料を使用するケースが多くなっていました。
しかし最近では、油性塗料と同じくらいの耐久性がある水性塗料も増えてきたのです。
臭いの問題やコスト削減などを考えてみると水性塗料を使用するメリットはとても大きいと言えるでしょう。

■水溶性塗料のデメリット

・油性塗料と比較すると寿命が短い
水性塗料は有機溶剤が含まれていないため、油性塗料と比較してみると若干の耐久年数の差が出ます。
特に水性塗料では含まれる成分にグレードがあるため、価格重視の安い水性塗料を使用すると長持ちしないでしょう。

・塗装工事中に雨が降ると流れてしまう可能性がある
水性塗料は、硬化するまで水に弱いという特徴を持っています。
工事期間中ずっと天気が良ければ問題ありませんが、もしも雨が降ってしまうと塗料が水にとけて流れてしまう可能性があるのです。
天気予報と相談しながら塗装工事を行わなければいけない点も、水性塗料ならではのデメリットとなるでしょう。

・低温での施工が難しい
水性塗料は、気温が低いと硬化しにくくなってしまいます。
塗料が持つ最大限の力を発揮できないと、塗装工事自体の意味がなくなってしまう可能性も考えられます。
寒冷地で冬に外壁塗装工事を検討しているのであれば、水性塗料は避けた方が無難です。
もしも、水性塗料を使いたいのであれば、気温が高めの季節に塗装工事を行うようにしましょう。

今でも水性塗料の採用に不安を感じている人もいるかもしれませんが、
品質は油性塗料と大差なくなってきているのでぜひ安心して検討してみてください。

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