屋根塗装前に洗浄が必要な理由とは?
2020.12.22 塗装関連
屋根塗装を行うとき、足場を組み立てた後、最初に行う工程が「高圧洗浄」です。
高圧洗浄とは水圧で表面をキレイにしていくことですが、実はこの作業をしっかり行うかによって、塗装の仕上がりが変わってしまう、大切なものであるという事を知っていましたか?
そこで今回は、塗装をする前に何故高圧洗浄で綺麗にする必要があるのかについて、ご紹介します。
大きな理由としては、
・塗料の密着性を良くするため
・塗料の耐久年数を長く保ちつつ、きれいに仕上げるため
以上の2点が挙げられます。
屋根の上には、風によって運ばれたチリや砂ぼこりが付着している他に、北側や日影になりやすい面にはコケが生えてしまいます。
高圧洗浄を行わないと、屋根に付着しているゴミやコケの上に塗装することになるので、屋根と塗料が密着せず、塗膜がすぐにはがれてきてしまいます。
これでは見た目も良くないですし、高いメンテナンス料を払って、すぐダメになるような工事では意味がないですよね。
塗装工事の目的は、見た目をキレイにする他に、【屋根の防水性を耐久性高める】大切な役割があります。
屋根と塗料を密着させて防水性能を高めるために、しっかりと高圧洗浄で屋根のチリやほこり、コケや古い塗膜をきれいに落とすことが大切なのです。
費用がかかることを懸念して「高圧洗浄は要らない」と言うお客様も中にはいらっしゃいます。
その気持ちは十分分かりますが、お家を守るための大切な工程の一つです。
屋根が屋根としての役割を果たせるよう、高圧洗浄は必要であることをしっかりと覚えておきましょう。