【2026年最新版】ベランダ防水工事の3種類を徹底比較!FRP・ウレタン・塩ビシートの選び方をプロが解説
2026.06.19 防水関連
⏱ 3秒でわかる!ベランダ防水3種類の比較
| 種類 | 特徴 | 向いている家 |
|---|---|---|
| FRP防水 | 軽量・高耐久・速乾 | 木造住宅・狭いベランダ |
| ウレタン防水 | 柔軟性・汎用性◎ | 複雑な形状・既存防水の上から |
| 塩ビシート防水 | 紫外線・摩耗に強い | 屋上・広く平らな施工面 |
💡 耐用年数はいずれも10〜13年、6〜7年目でトップコートのメンテナンスが必要です。下の本文で各防水の詳しい解説と費用相場をご紹介します。
ベランダの防水は、建物への雨水を遮断し、漏水を防ぐことを目的としているため、雨風や紫外線の影響を直接受けているベランダは定期的な補修や防水工事がとても重要です。
ベランダ防水工事は、下地に「防水層」を、そしてその表面に「トップコート」を塗り構成されています。
防水層の種類には、
- FRPの被覆防水層を形成する「FRP防水」
- 液体ウレタンの塗膜で防水層を作る「ウレタン防水」
- 合成ゴムや塩化ビニール樹脂で作られたシートを貼る「防水シート」
があります。本記事では、群馬・埼玉エリアでミヤケングループ全体で累計30,000件以上の施工実績を持つミヤケンが、3種類のベランダ防水工事を2026年最新版で徹底比較。それぞれのメリット・デメリット・費用相場・選び方のコツを分かりやすく解説します。
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こんな症状はありませんか?ベランダ防水の劣化サイン
本題に入る前に、まずはご自宅のベランダに以下のような症状がないかチェックしてみてください。これらはベランダ防水工事が必要なサインです。
| No. | 劣化サイン | 緊急度 |
|---|---|---|
| 1 | ベランダ床にひび割れがある | ★★☆ |
| 2 | 表面の塗膜が剥がれている・浮いている | ★★★ |
| 3 | 水たまりができやすい・水はけが悪い | ★★☆ |
| 4 | コケや藻が生えている | ★★☆ |
| 5 | 1階の天井に雨染みがある | ★★★ |
| 6 | 前回の防水工事から10年以上経過 | ★★★ |
★★★が1つでもあれば、すでに雨漏りが始まっている、または直前の段階です。早めの対処をおすすめします。
①FRP防水|軽量で高耐久な現代の主流防水
FRPとは、「繊維強化プラスチックス(Fiber Reinforced Plastics)」の略称です。
液状のポリエステル樹脂に硬化剤を加え、ガラス繊維などの補強材と組み合わせ、仕上げにトップコートを塗装していく塗膜防水工法です。
防水層の仕上がりは継ぎ目のないシームレスな構造となります。
プラスチック材料の中で、耐水性・成型性・耐熱性・耐久性・耐食性などに優れた成形しやすい素材です。
身近な物で言うと、浴槽に使われている素材で、ほかにも、船舶や屋根材・自動車などに幅広く使用されています。
耐用年数は10〜13年程度、6〜7年目にメンテナンス(トップコートの塗り替えなど)が必要です。
FRP防水のメリット
- 軽量性に優れる:重さは3〜5kg/㎡程度と非常に軽く、建物への負担が少ない
- 木造住宅にも対応可能:重量負担が軽いため、築年数の経過した家屋や木造住宅の狭いベランダにも◎
- 強度・耐摩耗性が高い:軽量なのに重量にも耐えられる強度があり、摩耗にも強い
- 速乾性が高い:塗膜の硬化が早く、天候次第では1〜2日で工事完了
- 継ぎ目のない仕上がり:シームレス構造で漏水リスクが低い
FRP防水のデメリット
- 紫外線でひび割れる可能性:プラスチックが原料のため、長期間の紫外線で劣化することがある
- 伸縮性に乏しい:施工面の収縮に追従できないため、面積の大きい施工には不向き
- 強い臭いがある:施工時にシンナーのような強い臭いが出る
こんな方におすすめ
✅ 木造住宅にお住まいの方
✅ 狭いベランダ・バルコニーの防水を検討中
✅ 工期を短くしたい
✅ 高い強度を求めたい
②ウレタン防水|複雑な形状でも対応できる万能型

ウレタン防水は、液体状のウレタン樹脂を塗布する工法です。
施工面(下地)にウレタン樹脂(液体状)を塗布して硬化させ、所定の厚さの防水層をつくり、トップコートで仕上げます。
粘性のある液体状の防水材なので、複雑な形状の施工面であっても馴染みやすく、継ぎ目のないシームレスな防水層をつくることができます。
耐用年数は10〜13年程度。6〜7年目にメンテナンス(トップコートの塗り替えなど)が必要です。
ウレタン防水のメリット
- 柔軟性が高い:施工面の収縮に追従でき、ひび割れにくい
- 適応力が高い:下地がどんな素材でもほぼ対応可能
- 複雑な形状に対応:液体状なので隅々まで施工可能
- 廃材が少ない:既存の防水層の上から重ね塗りできるため、廃材処理費を抑えられる
- 見栄えが良い:仕上がりがきれい
ウレタン防水のデメリット
- 職人の腕に左右される:コテ塗りのためムラなく仕上げるのが難しい
- 工期が長め:硬化までに時間がかかり、他の防水層よりも工期が必要
- 厚みのチェックが必要:塗膜の厚さが規定に達していないと耐久性が落ちる
こんな方におすすめ
✅ 複雑な形状のベランダ・バルコニーの防水
✅ 既存の防水層の上から重ね塗りしたい
✅ 廃材処理費を抑えたい
✅ 経験豊富な職人に依頼したい
③塩化ビニールシート防水|耐久性最強の屋上向け工法

塩化ビニール樹脂シート(塩ビ・塩化ビニル)を使う場合は、既存の防水層の上に施工することができます。
下地に直接貼り付ける「接着工法」、もしくは等間隔に置いた円盤やディスク板に熱溶着を行う「機械固定工法」で施工するのが一般的です。
塩化ビニールシート防水のメリット
- 耐候性が非常に高い:紫外線や熱に強く、強い日差しが当たる屋上やバルコニーに最適
- 耐摩耗性に優れる:人が歩く摩耗にも強く、鳥に突かれても穴が開きにくい
- トップコート不要の場合も:紫外線に強いため、トップコート省略が可能
- 工期が短い:シートを貼るだけなので塗装系より工期が短縮できる
塩化ビニールシート防水のデメリット
- 平らな施工面が必須:室外機などの障害物や複雑な形状には不向き
- 施工難易度が高い:シートの重ね合わせ部分の防水が技術依存
- 可塑剤の劣化で割れる:可塑剤が気化すると硬くなり、寿命前に割れる可能性も
- 業者選びが重要:塩ビシートの施工に慣れた業者に依頼必須
こんな方におすすめ
✅ 屋上の防水を検討中
✅ 広く平らな施工面がある
✅ 紫外線・摩耗に強い防水を求める
✅ メンテナンスの手間を最小化したい
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3種類の防水工事を比較|まとめ一覧表

3種類の防水工事を、項目別に詳しく比較してみましょう。
| 項目 | FRP防水 | ウレタン防水 | 塩ビシート防水 |
|---|---|---|---|
| 耐用年数 | 10〜13年 | 10〜13年 | 10〜15年 |
| メンテ周期 | 6〜7年 | 6〜7年 | 10〜15年 |
| 軽量性 | ◎ | ○ | △ |
| 柔軟性 | △ | ◎ | ○ |
| 耐紫外線 | △ | ○ | ◎ |
| 複雑形状対応 | ○ | ◎ | △ |
| 工期 | 短い(1〜2日) | 長め(3〜5日) | 短い(2〜3日) |
| 木造住宅対応 | ◎ | ○ | △ |
| 屋上対応 | △ | ○ | ◎ |
ベランダ防水工事の費用相場(2026年版)
ベランダ防水工事の費用相場は、施工面積・選択する工法・既存防水層の状態によって変わります。一般的な10〜15㎡程度のベランダを想定した費用相場をまとめました。
| 工事内容 | 費用相場(1㎡あたり) | 10〜15㎡ベランダの目安 |
|---|---|---|
| FRP防水 | 5,000〜8,000円 | 5〜12万円 |
| ウレタン防水(密着工法) | 4,000〜7,000円 | 4〜10万円 |
| ウレタン防水(通気緩衝工法) | 5,500〜8,000円 | 6〜12万円 |
| 塩ビシート防水 | 5,000〜8,500円 | 5〜13万円 |
| トップコート再塗装のみ | 1,800〜3,500円 | 2〜5万円 |
※費用は下地補修の有無・建物の状況・施工面積によって変動します。正確な金額は無料現地調査でお見積もりいたします。
ベランダ防水のメンテナンス|トップコート塗り替えの重要性
ベランダ防水工事の耐用年数を最大限に延ばすコツは、トップコートの定期的な塗り替えです。
トップコートは、防水層を紫外線や摩耗から守る「鎧」の役割を担っています。トップコートが劣化したまま放置すると、その下の防水層自体が紫外線でダメージを受け、結果として防水層全体の寿命が短くなってしまいます。
トップコート塗り替えのタイミング
- 防水工事から5〜7年経過したら検討
- 表面に色あせ・剥がれが見られたら
- 触ると白い粉がつく(チョーキング現象)
- 表面に細かいひび割れが目立つようになった
トップコート塗り替えは比較的安価(2〜5万円程度)で済むメンテナンスです。10年に1度の大規模な防水工事を回避するためにも、定期的に塗り替えることをおすすめします。
外壁塗装と同時施工で大幅にお得に!
もし築15年以上が経過している、または近々外壁塗装をご検討中であれば、外壁塗装とベランダ防水工事を同時に行うのが最もお得です。
同時施工で「足場代」を削減
ベランダ防水工事も外壁塗装工事も、共に足場の設置が必要です。足場代は15〜25万円ほどかかるため、別々に工事すると2回分の足場代がかかってしまいます。同時施工なら足場代を1回分に節約でき、トータルコストを大幅に下げられます。
劣化サイクルを揃えてメンテナンス計画が立てやすく
外壁塗装とベランダ防水の耐用年数を揃えることで、次回のメンテナンス計画も立てやすくなります。次の塗装サイクルでまた一緒にメンテすれば、長期的な視点で生涯コストを管理しやすくなります。
2026年版|ベランダ防水でよくあるご質問FAQ
群馬・埼玉エリアの屋根・ベランダ防水工事はミヤケンへ
ミヤケングループは群馬・埼玉エリアで累計30,000件以上の屋根・外壁・防水工事の実績を持つ専門業者です。雨漏り診断士・外装劣化診断士の有資格者が、高所カメラを使って安全に屋根・ベランダ・外壁の状態を診断いたします。
無料診断では、ベランダ防水だけでなく屋根全体・外壁・付帯部までトータルでチェックし、写真付き報告書をお渡しします。「ベランダだけ気になる」「とりあえず状態だけ知りたい」というご相談も大歓迎です。しつこい営業は一切いたしませんのでご安心ください。
まとめ|ベランダ防水工事は早めの対策が長持ちのコツ
ベランダ防水工事には主に3種類の工法があり、それぞれに特徴があります。本記事のポイントをおさらいします。
- FRP防水:軽量・高耐久・速乾。木造住宅や狭いベランダに最適
- ウレタン防水:柔軟性・適応力に優れ、複雑な形状や既存防水の上から施工に最適
- 塩化ビニールシート防水:紫外線・摩耗に強く、屋上や広い施工面に最適
- 耐用年数はいずれも10〜13年程度(塩ビシートは15年も可)
- 5〜7年でトップコート塗り替えメンテナンスがコスパ最強
- 外壁塗装と同時施工で足場代を大幅節約できる
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