補修の規模が違う!葺き替えと葺き直しの違いとは?
2020.03.06 その他
台風や積雪時に高い確率で瓦のズレや、割れ、
そして雨漏りなどを引き起こすことがあります。
今回は屋根の工事のなかでも似たような
「葺き直し」と「葺き替え」の違いについてご説明します。
◆葺き替え工事とは
葺き替えとは、既存の屋根材を撤去して新しいものに替える施工方法です。
また既存の屋根上に新しい屋根材を重ねることも葺き替えに含まれます。
そうするとカバールーフも同じ分類に含まれますね!
屋根は塗装工事でメンテナンスをすることもできますが、
中には塗装できない屋根材がありますので、こういった場合は屋根の葺き替え工事を行います。
下の写真は既存の屋根材を全て撤去した状態です。
このように葺き替え工事は撤去新設とかなり大掛かりな工事にはなりますが、
現状の屋根の下地の状態を確認できるというメリットがあります。
◆葺き直し工事とは
葺き直しは瓦のズレや浮き・瓦の割れなどがあった場合に、
その部分の屋根材だけを補修して、一部新しくする施工方法です。
屋根材を新しくする場合は、古い屋根材ですと寸法や形状が合わないことがありますので、
施工前にしっかりと確認しておくことが重要になります。
一部屋根材を外して屋根の下を補強します。
葺き替え工事とは違い、
手間やコストもかからずに部分補修ができるというメリットがあります。
◆まとめ
二つの大きな工事の違いは
葺き替え工事は、屋根全体をリフォームする施工方法
葺き直し工事は、屋根の一部をリフォームする施工方法です。
金額にも大きな差がありますので、葺き直しが良いのか、葺き替えが良いのかを
専門の業者にしっかりと調査をしてもらい、工事の内容を把握することも大切です。
屋根のことでお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください!