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足場の種類とその特徴について |株式会社ミヤケン|1 ページ目

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足場の種類とその特徴について

足場の種類とその特徴について |

家の外壁周りの工事を行う際には必ず必要なのが足場です。
足場は建物や構造物それぞれに適したものがあり、費用もそれぞれ異なります。

今回は足場の種類とその特徴、必要な費用についてもご紹介します。

足場の種類

足場には様々な種類がありますが、今回は戸建て住宅によく使用される足場、3種類についてご紹介します。

単管足場

単管と呼ばれる鉄パイプを組み合わせて足場を作ることを単管足場と呼びます。
鉄パイプを組み合わせていくだけなので、自由な形に組むことができ、省スペースなので隣家との距離が近い場合にでも対応可能です。
また、費用面でも低コストで設置できます。
しかし、単管の組み合わせのみなので足場に物が置けるような平面部分がありません。
作業する上での安全性が劣ることと、塗料などの材料を置くことができないのが欠点です。

単管ブラケット足場

単管で足場を組んだ後に、ブラケットと呼ばれる部材をつけて足場板(アンチ)を取り付けた足場を単管ブラケット足場と呼びます。
単管足場に平面の作業板が取り付けられるので、単管足場に比べて作業効率や安全性が高いです。
しかし、ブラケットを一つ一つ取り付ける必要があるため、足場の設置に時間がかかってしまうのが難点です。

楔(クサビ)足場

支柱になる鋼管には一定間隔に緊結部があり、そこに手すりや筋交いを楔で緊結するのが楔足場です。
戸建て住宅などに利用される楔足場はビケ足場とも呼ばれます。
ミヤケンではこの足場を採用しています。
安全で作業がしやすく、工事自体の作業効率が上がるメリットがあります。
ハンマー一本で組み立てることができるので設置、解体が素早くできますが、設置の際には騒音が発生することと、
場所を取るため隣家との距離が近い場合には設置できないのが難点です。

足場の費用は?

外壁塗装の工事費用の約15~20%を占めると言われる足場の費用。
足場の費用について、比較してみましょう。

足場の単価

単管足場600~800円/㎡

単管ブラケット足場800~1200円/㎡

楔(クサビ)足場800~1200円/㎡

飛散防止ネット100~200円/㎡

部材が多く必要な足場ほど単価は上がります。
塗料などが飛散して周囲を汚さないために取り付けられる飛散防止ネットの費用も足場費用として加算しておくと、より実際の費用に近い概算費用が算出できます。
「ミヤケンの足場も高いんじゃない?」と思いますか?
実は群馬県内でも安い足場代金でご案内できているんです!

ぜひお見積りでご確認ください。

費用の求め方

足場にかかる費用を求める方法ですが、以下の式に当てはめると概算の費用がわかります。
(住宅の外周+8m)×住宅の高さ×(足場単価+飛散防止ネット単価)
足場の単価は1㎡あたりの費用になっていますが、この面積は足場の縦の高さと足場が必要な外壁部分の総延長を掛けて求めた面積を指します。
足場は外壁から少し距離を置いて設置するため、外周の長さよりも一回り大きくなります。
その大きくなった分外周よりも長さが延びるため、住宅の外周に8m足して計算する必要があります。
こちらの計算式はあくまでも大体の費用を算出するためのものです。
実際の見積もり費用とは異なってくる場合もありますのでご注意下さい。

足場を設置する際の注意点

外壁周りの工事のために足場の設置を検討する際には注意点がいくつかあります。
詳しく見てみましょう。

足場の安全性

足場を選択する際にスペースの問題やコストの問題から選べる足場が限られてくる場合もありますが、足場にとって安全性はとても重要な事項です。
転落事故が起きてしまうと、工事がストップしてしまうこともありますが、何より施主も精神的なダメージを受けてしまいます。
足場を選ぶ際には、安全性もぜひ考慮に入れておくようにしましょう。

足場を組み立てるには国家資格が必要

足場の安全性を確保するためにも、足場を組み立てるには「足場の組立て等作業主任者」という国家資格が必要です。
そのため、塗装業者自身が組み立てを行わずに、外注する場合があります。
外注することでコストが上がるのでは、と不審に感じられるかもしれませんが、
安全のために必要だと判断して行われていることですので、業者としっかりコミュニケーションをとって、わからないことは聞くようにしましょう。

足場代無料に注意

「今日中に工事の契約をしたら足場代を無料にします」とお得感を演出して契約を迫る業者も存在します。
施主が足場代無料になっても、業者側としては足場の費用は必ずかかってきます。
それを無料にするということは、工事部分でそれを補うための利益を取ろうするために、
工事部分の費用を高く見積もっている場合がありますので、見積書をよく確認しましょう。
また、そのようにお得感を演出してまで契約を迫る業者は、果たして信頼できる業者でしょうか。
足場代無料を謳う業者は避けた方が無難です。

まとめ

今回は足場の種類とその特徴、必要な費用についてもご紹介しました。
足場には様々な種類があり、それぞれの建物に適した足場が選択されます。
設置するのに必要なスペースや費用もそれぞれ違うため、業者に相談しながら決定しましょう。
費用面も重要ですが、足場を選択する際には安全性を考慮する必要があります。
費用だけに焦点を当てずに、総合的に判断しましょう。
足場を選択する際には、業者としっかりとコミュニケーションを取って、お互いが納得できるものを選択するようにしましょう。

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