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スレート屋根のお見積りで必ず確認していることをご紹介します! |株式会社ミヤケン|1 ページ目

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スレート屋根のお見積りで必ず確認していることをご紹介します!

スレート屋根のお見積りでどこをみているのかをご紹介します。
まず、屋根表面の状況を確認します。
その中でも
・色褪せ
・塗膜の剥がれ
・屋根材に欠損がないかを重点的に見ていきます。

色褪せは紫外線の劣化によりどうしても起こってしまう経年劣化です。

そのため、色褪せてきたからといってすぐに雨漏りをするわけではありません。
しかし、そこで安心してはいけません。
屋根材は表面の塗装によって屋根材がお水を吸い込まないようにしているので
防水性が低下したままだと、毛細管現象によって屋根材が割れてしまう可能性もあります。
そのため長年放置するのは絶対にNGです。

続いて塗膜の剥がれの確認です。
塗膜の剥がれは2回目の塗替えの場合に多く見受けられます。

このような塗膜の剥がれは高圧洗浄や下塗り材の不足によって起こります。
塗膜が剥がれている場合には既存の塗膜をしっかり剥がし、取り除くことが重要です。
また塗料の密着を考慮し、塗替え工事の回数によって材料を変える場合があります。

続いて屋根材の欠損を確認をします。
屋根材の欠損は台風のときなど外部的な要因があることもありますが、
屋根材自体の強度に問題があり割れやすい屋根材もあります。

割れやすい理由はアスベストを含まないためです。
こちらについては別途詳しくこちらでご紹介しています。

さらにスレート屋根の場合、特に注意をしたいのが棟板金です。
棟板金とは屋根の頭頂部にある屋根と屋根の重なりの部分を雨水から守っている部分です。
台風や強風の影響を受けると板金がめくれ上がり、
そこからお水が入り込むと屋根の下地を傷める、直接的な原因になります。

というもの、板金の下には木の[ヌキ板]と呼ばれる部材があり、
その抜き板に板金が飛ばないようにクギで固定しています。
雨水が差し込むと釘自体も効かなくなってしまいますので、棟板金がめくれ上がり、
とんでしまうことも稀にあります。

↑板金の下に見える木部がヌキ板です
棟板金の補修については火災保険を使用して修繕することができますので
台風や大風の被害を受けていることが分かった際には
直ちにご加入中の保険会社さまへ連絡をとっていただけるようお願いしています。

いかがでしょうか。
今回はスレート屋根の現場調査時の注意点についてご紹介しました。
金額が安くても、工事内容が伴わなければせっかくの工事も意味がなくなってしまいます。
またお見積りを作成するにも、今の現状をしっかり確認をしてはじめてその補修方法が分かるものです。
弊社では現場調査の際にわかりやすいご説明を心がけています。
屋根の工事を検討の方はぜひお問合せください。

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