屋根の工事、足場は絶対に必要?
2019.12.19 お役立ち情報
「平屋のうちだから、足場無しでも工事できるのでは?」
「なるべく費用を安くしたいからどうにかならない?」
そんなご相談を受けることがあります。
最初に結論から申し上げると【平屋でも足場が必要】です。
足場を組むかどうかは労働安全衛生法によって定められています。
具体的には2m以上の作業場所には足場を組む必要があるとされています。
この基準は作業スタッフの安全を考慮してのことです。
では足場を組むとして、業者はどのようにお見積り金額を算出しているのでしょうか。
まず、足場の金額は、お家を囲う面積(㎡)×工事単価によって決まります。
この工事単価は会社によって様々で群馬県内ですと900円前後が一般といわれています。
それでは、足場の面積の計算はどのように求めるのでしょうか。
お家の壁の面積と同じと考えてしまいがちですが、
作業スペースを確保するため足場は外壁よりも大きく設置する必要があります。
大体、両側各1mほど大きく設置しますので
(実際のお家の幅+2m)×高さ(一般的には6.5m)=お家1面の足場の面積
という計算になります。
6mの真四角のお家の足場の面積を求める場合には
(お家の外周6m+2m)×6.5(高さ)×4(面)=208㎡になります。
そこに群馬県の標準の足場工事費の900円をかけると187,200円、
税込205,920円です。
また、足場の組み立て費用の他にメッシュシートを張る費用が追加されます。
こちらは足場の面積に標準金額が150~200円のため、
200円として計算すると税込45,760円です。
足場・メッシュシートなどすべての足場設置費用は251,680円という計算になります。
足場の単価は会社によって全く異なります。
先述したお見積りは足場屋さんが設置する費用の算出方法ですが、
職人さんが簡易足場を組んで作業を進めていくこともあります。
さらには1現場○○円で早く終わっても遅延しても工事金額が変わらない場合もあれば
1日レンタルで●●円、工事が遅延した場合には追加で負担しなければいけない、なんて会社もあるのです。
相見積をすると、この会社の違いははっきりと分かってくるでしょう。
まずはお見積りを取り、見積りの数量や金額が本当に正しいのかどうか見極めることが
よい業者に巡り合えるきっかけになるのではないでしょうか。
屋根工事ご検討の際には、ぜひミヤケンにお問合せくださいませ。