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ログハウスの塗装の時に注意したいポイントについて |株式会社ミヤケン|1 ページ目

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ログハウスの塗装の時に注意したいポイントについて

ログハウスの塗装の時に注意したいポイントについて |

外壁などを木材の組み合わせで構成するログハウス。
木材でできているからこそ塗装はとても重要です。
塗装などのメンテナンスを怠ると、防水性、耐候性が落ちてしまい傷みが進んで、最悪の場合は腐ってしまう場合もあります。
そんなログハウスの塗装の時に注意したいポイントについてご紹介します。


ログハウスの塗装周期は?

ログハウスの塗装周期は3年~7年程度の周期で塗り替えるのが安心です。
周辺の環境によって塗料の劣化速度は違いますので、定期的に確認をしましょう。
ログハウスはどちらかというと自然が豊かな場所に建てられていることが多く、自然が豊かな場所というのは、建物にとっては厳しい環境であると言えます。
海辺の塩害や、山間部の湿気などは塗料の耐用年数にも影響してしまいます。
こまめな確認と、定期的な塗装などのメンテナンスを行うことで、ログハウスを良い状態で維持していきましょう。

まずは細部の傷みや汚れを確認しよう

 

まずはログ材に傷みやひどい汚れがないかを確認しましょう。
次の工程にある洗浄時に汚れはしっかりと洗い流す必要がありますし、
特に木材が腐っているなどの大きな傷みは洗浄前に修繕しておかないと、洗浄時に傷みがどんどんひどくなってしまいます。
また、建具周りのケーシングなども外して、防水テープなどの傷み具合の確認も行いましょう。
ログハウスではこのケーシングを別の色で塗装してアクセントとする場合が多いので、この時点で外して別塗装をしてもらうことできれいに仕上がります。

ログハウスの塗装では洗浄が何よりも重要!

 

どんな建物でも塗装を行う時には表面をきれいに整えてから塗装を行います。
しかし、ログハウスの塗装では洗浄で外壁部分をきれいにすることが特に重要です。
汚れがついたままだと、汚れを包み込むように塗装することになってしまう上に、塗料の持ちも悪くなってしまいます。
環境によっては、方角ごとで汚れ具合に差がある場合も多く、しっかり目視で確認して適切な洗浄を行ってもらいましょう。
洗浄方法は高圧洗浄機を利用する場合と、手洗いで行う場合があり、適している方法は業者によって意見が分かれます。
汚れを徹底的に落とせる高圧洗浄機を利用するか、素材を傷めないように手洗いを行うかはそれぞれにメリット、デメリットがあるからです。

ではそれぞれの方法についてご紹介しましょう。


高圧洗浄機を使用する

高圧洗浄機を使ってログハウス表面を洗浄すると、簡単に汚れを落とすことができます。
入り組んだ部分などをきれいにしたい時やクモの巣なども、高圧洗浄機であればその勢いを使って隅々まできれいになります。
ただし、木材という素材の特性上、高圧洗浄機だと強すぎる場合もあります。
強すぎる水圧が、ログ材を傷つけてしまったり、
ノッチ部分を洗浄する時には室内側へ水漏れする可能性がありますので注意が必要です。


手洗いで洗浄する

手洗いの良さは、何より木材を傷めないように洗浄できることです。
また、手洗いを行うことでしっかりと汚れや傷みを把握することができ、それに適した対応ができることもメリットと言えます。
ただ、やはりログハウス一軒を手洗いするとなると、かなりの労力が必要です。
また、依頼する際に手洗いに対応してくれる業者を選ぶ必要がありますので、事前によく調べておきましょう。


洗浄の後の乾燥

洗浄の後は、しっかりと乾燥期間を取りましょう。
せっかくきれいに洗浄を行っても、しっかり乾燥させておかないと塗装に影響してしまうからです。
環境にもよりますが、洗浄後1~3日程度は乾燥に時間をかけた方が良いでしょう。
乾燥に適している時期は、梅雨明けの夏の暑い時期か冬場の乾燥が続く時期のどちらかが適しています。


塗料の選択

ログハウスに塗る塗料は、付加機能がついているものを選択しましょう。
防腐、防カビ、防虫などの機能がついていれば、塗料を塗布するだけで大切なログ材を保護することができます。
これらの機能がついていない塗料を選択すると、塗装をする前に防腐、防カビなどの薬剤を塗布する必要がありますので、余計な手間がかかってしまいます。
また、塗料には通気性のあるものもあり、無垢材であるログ材が発する湿気を逃がしてくれる効果が期待できます。
塗料を選択する場合は、値段だけでなく機能も重視して選ぶようにしましょう。


まとめ

今回はログハウスの塗装の時に注意したいポイントについてご紹介しました。
無垢材のログ材を組み合わせることで構成されているログハウスは、定期的な塗装などのメンテナンスを行う必要があります。
塗装周期は環境によって左右されるので、3~7年を目安に実際の状況と照らし合わせて塗装を検討しましょう。
塗装を長持ちさせるためにも、洗浄や乾燥、塗料の選択など最適なものを選ぶことで、ログハウスをより良い状態で長持ちさせることができます。

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