関連
サイト

MENU

雨漏りが発生したら、慌てずに現状を「記録」しましょう |株式会社ミヤケン

column

雨漏りが発生したら、慌てずに現状を「記録」しましょう

台風・暴風・大雨など自然災害があったとき、もっとも高い確率として起きるのは雨漏りです。
実際、昨年の台風19号でも「突然雨漏りをした!」、「気づいたら雨漏りをしていた」など多くのお問い合わせをいただきました。
台風や大雨が起きたから雨漏りするケースもありますが、
実際以前から屋根・外壁など建物に何らかの不具合が発生していることがほとんどです。
1次防水である、屋根・外壁を突破し、2次防水である屋根・外壁の内側にある防水シートを突き破り、雨漏りになります。
雨漏りは起きているという事は、屋根外壁が悪い状態になっているという事です。
雨漏りが発生したからと言ってすぐにお家が崩れたりするわけでありませんが
建物の劣化を早めてしまいますので、早めの対処が必要な事には変わりありません。

今回は雨漏りが起きた際に、まず自分で確認してほしい確認項目を簡単にご紹介します。

①どこで雨漏りが発生したか
どのお部屋で、屋根下なのかベランダ側なのか雨漏りした場所をしっかりと把握することが大切です。
例えば雨漏りを起こした部屋の上が屋根であっても、そこから雨漏りをしている可能性は100%ではありません。
ベランダ、あるいは離れた屋根から伝って雨漏りを起こすこともあります。
ですから、雨漏りが発生した時の状態を業者さんに伝えるために、写真や動画で記録として残しておくのも良いでしょう。

②どんな症状が発生しているか
天井のシミ、カビくさい、水が垂れている、いつから発生しているのかも把握する必要があります。
上記の症状はどれも深刻な状態ですが、状況によっては大事な柱や梁、骨組みなどが錆びたり腐食させたりしてしまう危険性があります。
そうすると補修費用も高くなり、大掛かりな工事になってしまいますので、しっかりと確認しておきくと良いでしょう。

こういった状況を事前に調べておく必要があるのは、修理業者が来ても同じ現象が発生し確認することができないこともあるからです。
雨漏りの原因を調べるためには、いろいろな調査補法がありますが、
散水調査と言われる、屋根・外壁に直接水をかけて雨漏り現象を再現し、雨水の侵入口を調査する方法が広く知られていることでしょう。
調査の期間は1日~、多くの場合が2名で行い、調査は有料です。
場合によってはこの散水調査をしなくても原因となりうる部分を見つけることができますので
まずは雨漏りしている状況を的確に業者の方へお知らせできるよう慌てずに状況を確認するようにしましょう。

TOP