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梅雨が始まる前に雨漏り対策を!瓦屋根の劣化とメンテナンス法 |株式会社ミヤケン|

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梅雨が始まる前に雨漏り対策を!瓦屋根の劣化とメンテナンス法

6月には雨が降り続く「梅雨」の季節がやってきます。
ミヤケンでもこの季節に多くお問い合わせをいただくのが「雨漏り」です。
雨漏り対策は、早くすればするほど手間が少なく、低価格に抑えることができますが、対策を怠(おこた)ると、補修費用倍増やお家の劣化スピードを早めてしまう危険性があります。
そこで、今回は梅雨が始まる前に知っておきたい瓦屋根の劣化症状とメンテナンス方法についてご紹介していきます。

■瓦屋根の劣化症状とそれぞれのメンテナンス方法

瓦は、粘土を高温で焼きつけていることから非常に耐久性に優れている屋根材であり、塗装メンテナンスが不要です。
とは言え、全くメンテナンスをしなくても良いわけではありません。では瓦には一体どんな劣化症状があるのでしょうか。
それぞれの症状ごとのメンテナンス方法と一緒にご紹介していきます。

  • ひび割れやズレ
     
    経年劣化や、地震・積雪・雹などによって瓦にひび割れ・ズレが発生していることがあります。
    ひび割れやズレの隙間からじわじわとお家の中に雨が侵入していきます。
    雨漏りを発生させないために、瓦の交換やひび割れ補修、新しい瓦の設置を行う必要があります。

 瓦屋根

 

  • 棟瓦の釘浮き

    棟瓦は漆喰の他に釘が打たれて固定されています。
    しかし、この釘も経年劣化でサビの発生や風の影響で釘が緩んでしまうなど、瓦との間に隙間が生まれ、そこから雨が侵入します。
    雨が侵入することで、すぐに雨漏りをするわけではありませんが、長い年月をかけてじわじわと内部に雨が侵入してきます。
    お家の雨漏りを発生させないために、新しい釘の交換や釘上にコーキングを施す方法、状態によっては棟瓦をそのものを交換する必要があります。

  • 漆喰のひび割れ・欠け

    主に地震や経年劣化によって、漆喰のひび割れや欠けが発生します。
    漆喰の内側には非常にお水を吸収する【土葺き】と呼ばれる棟瓦を支える材料が施されています。
    ひび割れや欠けを起こした漆喰の隙間から雨が侵入し、じわじわと雨漏りを引き起こすだけでなく、棟瓦が崩れてしまうこともあります。
    漆喰の欠けの場合は、屋根から地上に【白っぽくて平べったい石のようなもの】が落下していることがあります。
    見つけたときには、一度状態を確認してもらうようにしましょう。
    メンテナンス方法としては、土葺きが見えるまで既存の漆喰をきれいに撤去して、新しい漆喰を施します
    漆喰の劣化が進んで、棟瓦がゆがんでいたり、ズレが発生した場合は、棟瓦の組みなおしも行います。
    劣化の規模が大きくなればなるほど、費用の増額やお家の劣化スピードも早まりますので早めの対策をしましょう。

  • 谷板金の劣化

    谷板金は、屋根の面と面の取り合いの谷状になった部分に位置しています。
    また「谷樋」とも呼ばれ、屋根に降った雨水を集めて雨樋に流す役割をしています。
    そんな谷板金ですが、紫外線や雨風の影響で、サビが発生して穴が空いてしまう事があります。
    雨が非常に溜まりやすい部分になりますので、穴が空いてしまうと、直接屋根の下地にお水がかかってしまいます。
    そんな状態のままにしておくと、雨漏りを起こす危険性がありますが、すぐ雨漏りが発生するわけではありません。
    屋根の下地には防水シートと呼ばれる、雨を防ぐシートが施されていますので、雨を防いでくれます。
    しかし、20年経っているお家ですと、風化の影響で防水シート全く機能していない状態がほとんどです。
    メンテナンス方法としては、サビの発生を確認した段階で、谷板金の交換工事を行いましょう。
    谷板金施工
    谷板金からの雨漏り原因と修理方法について、別の記事でも紹介をしていますので、是非ご覧ください。

【谷板金からの雨漏り原因と修理ポイントについて】

※↑タイトルを押すと対象のページに移動できます。
■屋根の劣化は雨漏りに繋がります!梅雨が始まる前にミヤケンまでご相談ください

瓦屋根の雨漏り対策についてご紹介いたしました。
屋根はお家の中でも、一番に紫外線や雨風の影響を多く受けます。
知らず知らずのうちに、上記のように屋根の劣化が進んでいる可能性が高いでしょう。
だからと言って、自分で屋根に登って状態を確認するのは大変危険です。
足を滑らせて転落し、大けがに繋がることもありますので、決して無理はせず、ミヤケンまでご相談ください。
専門スタッフが細かく屋根の調査を行います。

 

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