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リフォームで採用したい軽量瓦の種類と特徴について |株式会社ミヤケン|1 ページ目

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リフォームで採用したい軽量瓦の種類と特徴について

屋根瓦が古くなってきたからリフォームしたいと考えている人も少なくありません。
ここ最近、屋根のリフォームをする際には建物への負担軽減や災害時の被害軽減を目的とした軽量瓦を採用するケースが増えています。
今回は、軽量瓦とはどのようなものか、軽量瓦の種類にはどのようなものがあるのか、メリットとデメリットについてご紹介していきます。

■軽量瓦とは?

軽量瓦は、これまでに使われていた日本瓦とは違う軽い素材で作られた瓦のことを指します。
従来の瓦も1枚の重さは比較的軽量ですが、軽量瓦はそれを上回る軽さが特徴です。
使われる素材も本来の粘土瓦だけではなく、軽量屋根材と同じガルバリウム鋼板などの素材を使った瓦が存在します。
軽量化を図るなら軽量屋根材も選択肢ですが、耐久性を重視するなら瓦の特性を持つ軽量瓦の方がおすすめです。
そんな軽量瓦は、ここ最近人気が高まっています。
なぜかというと、軽量瓦であれば従来の瓦からのリフォームが容易だからです。
また、和風な住宅にもしっくりと馴染み魅力的だと感じる人が増えている背景もあります。
従来の瓦から軽量瓦にリフォームした場合、屋根の重みも減るので災害時に家が倒壊してしまうリスクの軽減にもつながります。
大きな地震が発生する可能性が高くなっているからこそ、軽量瓦の人気がどんどん高まっている理由の1つと言えるでしょう。

 

■軽量瓦にするメリットとデメリット

軽量瓦には先ほども紹介したようにいくつかの種類があります。
それぞれに特徴があり、デメリットだと感じてしまう部分もあります。
軽量瓦にはどのようなメリットやデメリットがあるのかご紹介しましょう。

・軽量瓦にするメリット
軽量瓦にするメリットには、メンテナンスが楽にできる、防災性に優れている、費用対効果が高いと言ったものが挙げられます。
軽量瓦の寿命はおよそ30年と言われているため、葺き替えのスパンを長くできます。
さらに軽量瓦は比較的安価なので、費用対効果の大きさにも期待できます。
安価だからと言って質が悪いわけではなく、軽いからこそ災害時に家が重みで潰れてしまうリスクを軽減できるという点も大きなメリットです。
屋根の重みが軽くなれば、家にかかる負担も小さくなるため、家自体の寿命も必然的に伸びます。
長く暮らし続けたいのであれば軽量瓦へのリフォームをおすすめします。

・軽量瓦にするデメリット
メリットがあるということはデメリットもあります。
軽量瓦にするデメリットには、種類によっては重厚感が欠けてしまう、
将来カバー工法ができなくなってしまう、暴風で飛びやすい種類もあると言ったものが挙げられます。
もしも軽量瓦へとリフォームするのであれば、デメリットについても把握して検討しましょう。

■軽量瓦の種類と特徴について

軽量瓦には、スレート瓦、防災瓦、ROOGA(ルーガ)といった種類があるので、それぞれの特徴をご紹介ましょう。

・スレート瓦
スレート瓦は、セメントと繊維材料を混ぜて作られた瓦で、コロニアルやカラーベストと呼ばれることもあります。
薄い板のような見た目なので、スマートな印象を演出できます。
日本瓦より安価で、耐火性や耐熱性、耐震性に優れているという特徴を持ちます。
しかし、カビやコケが生えやすく、定期的なメンテナンスが必要な点はデメリットとも言えます。

・防災瓦
防災瓦は非常に軽量で、その上耐震性に優れています。
河原を固定する際に土を使用しないことで、軽量化が実現されました。
台風などの暴風にも強いので、注目度が高まりつつある屋根材です。
そんな防災瓦は、棒分でも飛散しにくく、色褪せや錆びの心配がないというメリットを持っています。
初期費用が高いことや衝撃で割れやすいという点がデメリットです。

・ROOGA(ルーガ)
ROOGA(ルーガ)は、ケイミューが独自開発した軽量瓦で樹脂混入繊維補強軽量セメント瓦とも呼ばれています。
既存のスレート屋根にカバー工法で重ねて貼り付けることによって、重厚感を出せることが魅力です。
また、メンテナンスが簡単なことやカラーバリエーションが豊富なこともメリットとなります。
ただし、施工業者や施工地域が限られてしまうこと、工期が長くなってしまうことがデメリットです。

それぞれの軽量瓦が持つ特徴を知り、ニーズに合うものを選ぶことで、満足度が高いリフォームを実現できます。

リフォーム時に屋根瓦を交換するケースが増えており、
同時に軽量瓦へと葺き替えに対する注目度が高まっています。
軽量瓦ならではの特徴を知り、満足度の高いリフォームを実現するためには、
デメリットについても知る必要があるでしょう。

軽量瓦へのリフォームを検討しているのであれば、
ぜひ今回紹介した特徴や種類、メリット・デメリットなどを参考にしてみてください。

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