スレート屋根塗装は棟板金の下地処理にもこだわります
2019.10.12 塗装関連
スレート屋根の塗装では、
下塗り材2回、上塗り材2回の計4回の塗装でお客様にお伝えしていますが
実はそれ以外にもこだわりがあります。
それが棟板金の処理です。
スレート屋根は平面の屋根材の他に、棟板金と呼ばれる部分があります。
金属部分に塗装をする塗料の多くが溶剤(油性)で、サビ止めの機能をもった塗料が多いため
平面の屋根材と棟板金両方に同じ塗料を塗ることがほとんどです。
しかし弊社では棟板金には下塗り材にサビ止めを塗ります。
細かい部分ではありますが、下地処理ということで研磨作業をします。
下塗り材はアカサビ色を使用することが多いため塗った・塗らないはとても分かりやすいです。
こだわりはそれだけではありません。
棟板金は釘で固定されていたり、隙間をコーキングで埋めていたりと
実はあの手この手で防水性を高めているのです。
この防水性を高めているコーキングも紫外線の影響をうけて劣化していきます。
そのため塗装工事のタイミングで新しいコーキングに打ち替えるのですが、
コーキングの色にもこだわっています。
なるべく塗料の色に合わせたものを使用します。
コーキングは柔らかい材質のため、硬い塗膜が追随できずに割れてしまうことがあります。
その際にコーキングが目立たないようにしているのです。
屋根の上は容易にのぼることはできませんし、
通常生活の中でも異変やちょっとした変化に気がつきにくい部分です。
せっかくの屋根の工事ですからできることはきっちり施工します!
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