【要注意】瓦屋根はこんな症状があれば雨漏りの危険性があります
瓦屋根は日本瓦・洋瓦・防災瓦など様々な種類がありますが、
どの瓦も耐久性やデザイン性に優れており、塗装の必要がありません。
しかし、瓦屋根にもメンテナンスをしなければならないこともあります。
今回は、瓦のメンテナンスが必要な症状についてご紹介していきます。
□瓦・棟瓦のズレ、ゆがみ
大きな地震や台風等が起きた場合、揺れによって棟瓦のズレが発生してします。
少しの揺れでずれるようなことはありませんが、近年台風や大風が毎年のようにあり、そのたびに被害を受けている住宅が多数あります。
そのため、いままでは問題がなかった屋根も気がついたら「瓦がずれていた!」なんていうこともあるのです。
少しのゆがみでは気がつきにくいかもしれませんが、小さなゆがみは徐々に大きくなり、最後は崩れてしまいます。
瓦が落ちる危険や雨漏りの危険など考えただけでもたくさんあります。
□瓦の割れ
雹(ひょう)や強風、地震やアンテナの倒壊などによって瓦が割れたりする事があります。
割れた部分から雨水が侵入し雨漏りしてしまいますのでメンテナンスが必要です。
ズレやゆがみでも言えることですが、万が一落下してしまうと大変危険ですので、業者さんに見てもらいましょう。
□漆喰のはがれと崩れ
経年劣化により瓦と瓦の隙間を埋めている漆喰が剥がれたり、崩れたりします。
この漆喰の劣化が一番多くのお家で見られる劣化の状況です。
また、瓦を固定している力が弱くなっていますので、ちょっとした風や地震でも瓦がズレたり、落下したりする危険性が高まります。
瓦の上に白いものが落ちていたら、漆喰が崩れて落ちている状態です。
≪まとめ≫
地震が起きたときや、大雨が降った時に屋根に異変が起きていたとしても気がつきにくいものです。
雨漏りがして初めて「おかしい」と気がつくことになりますが、なるべく早く気がつき修繕できることに越したことはありません。
最近お天気も良くなってきましたのでお庭のお手入れと一緒にお家のお手入れもしてみてはいかがでしょうか。