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スレート(コロニアル)屋根にも塗装がお勧めできない場合もあります! |株式会社ミヤケン|1 ページ目

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スレート(コロニアル)屋根にも塗装がお勧めできない場合もあります!

スレート(コロニアル)屋根にも塗装がお勧めできない場合もあります! |

スレート屋根のリフォームを検討している多くの方が「塗装工事」でメンテナンスが出来ると、
ミヤケンにお問い合わせをいただきます、
しかし、一見違いがないように見えるスレート瓦の中には塗装をお勧めできないものもあります。
今回はお勧めできない屋根材の一部をご紹介します。

塗装工事がお勧めできない場合
1、スレート屋根の傷みがひどい場合
長年、メンテナンスされておらず、ひどく傷んでいる屋根には塗装をお勧めしません。
屋根材自体が弱くなっており割れやすくなるためです。
作業中に割れてしまうことや塗料の耐久年数以下で不具合が起こる可能性が高いと判断したときは
塗装ではなく、カバー工事や葺き替え工事をお勧めします。

2.雨漏りをしている場合
塗装は屋根材のはっ水性を高めることが出来ますが、雨漏りを直す方法ではありません。
お水からお家を守る、という意味で塗装工事を〝防水工事”と言い換えている場合もありますが、
予防策であって修繕策ではないので注意しましょう。
雨漏りをしている場合は天井からの雨漏りであっても原因が屋根とは限りませんので、
別途調査する必要があります。

3、ノンアスベストの屋根材が使用されている場合
ノンアスベストの屋根材は言葉のとおり、アスベストが入っていない屋根材を指します。
アスベストと聞くと身体に悪い、という印象があることでしょう。
しかしアスベストが含有されている屋根材は強度があるのです。
ノンアスベストの屋根材は環境にやさしいものの、強度が十分ではないため
塗装工事の際に職人が歩く重さや高圧洗浄に耐える強度がなくパキパキ割れてしまう危険性があるのです。

※塗装が出来ないパミール屋根とは違い、塗装をすることもできます。

いかがだったでしょうか。
スレート屋根といえば塗装工事と考えがちですが、
ご紹介した理由からお勧めしないことがあることを覚えておいていただければと思います。

業者さんによっては塗装以外の提案をされることがあるかもしれません。
最近はカバー工事に使用する屋根材の加工技術や耐久年数など
非常によい商品が数多く出ているので業者の方からしたらおすすめしやすくなっています。
しかしカバー工事は、塗装工事よりも高額になりますので
カバー工法を進められた場合には、どうしてカバー工法がおすすめなのかを聞いてみるといいでしょう。
正しい知識のある専門店であれば、耐久年数だけでなく、
現状の屋根の状態を踏まえた理由をしっかり答えてくれるはずです。

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