【意外と知らない?】「雨漏り」と「雨漏れ」の違いとは?正しく知って家を守ろう
2025.07.09 雨漏り関連
「似てるけど実は違う!」混同されがちな「雨漏り」と「雨漏れ」
雨水が建物に入り込むトラブルとしてよく耳にする「雨漏り」と「雨漏れ」。
日常会話では同じように使われがちですが、実は意味も状態も異なります。
この記事では、それぞれの違いや見分け方、放置した場合のリスク、対処法などを詳しく解説します。
「うちはどっち?」「放っておいて大丈夫?」という疑問をスッキリ解決し、
住まいを守るための第一歩にしましょう。
1. 「雨漏り」と「雨漏れ」の違いとは?
● 「雨漏り」とは?
「雨漏り」とは、建物の屋根や外壁、ベランダなどから雨水が侵入し、
室内にまで達して被害を引き起こしている状態を指します。
天井からポタポタと水が垂れてきたり、壁紙が濡れてシミになったり、
目に見える形で被害が出ていることが特徴です。
● 「雨漏れ」とは?
一方で「雨漏れ」は、建物内部に雨水が入り込んではいるものの、
まだ室内に明確な被害が現れていない状態を指すことが多いです。
たとえば、壁内部や天井裏で水がまわっているが、
外からはわからない段階を「雨漏れ」と呼ぶケースがあります。
業界内や地域によって呼び方が曖昧な場合もありますが、被害の顕在化の有無が違いです。
2. なぜ混同されるのか?
実際、一般の方の間では「雨漏り=雨漏れ」として認識されがちです。
理由は、日常会話ではどちらも「家の中に雨水が入ってくる」という意味で使われているからです。
しかし、被害の進行度や対処の緊急性が違うため、専門業者との会話では区別しておくと安心です。
3. どちらも危険!早期発見・対処がカギ
「雨漏れ」の段階で発見できれば、被害の拡大を防ぎ、修繕費も最小限に抑えられます。
逆に、「雨漏り」まで進行すると以下のようなリスクが発生します。
・内装(クロス・床材)の張替えが必要になる
・構造材(柱や梁)の腐食・シロアリ被害
・電気配線の漏電・火災リスク
・カビの発生による健康被害
見えない「雨漏れ」の段階でも、放置は禁物です。
「音がする」「カビ臭い」「壁紙が浮いている」などの異変に気づいたら、すぐ相談を。
4. 補修方法の比較(コーキング補修・シート防水など)
雨漏りや雨漏れの補修には、原因や場所、劣化具合に応じた工法が選ばれます。
ここでは、代表的な補修方法を紹介します。
5. 雨漏り・雨漏れを放置した際の進行リスク
「まだ少しだから」「梅雨が終われば大丈夫」といった判断は、
建物に深刻なダメージを与える引き金になります。
● 構造体の腐食
雨水は建物の内部に浸透し、木材や鉄骨を腐食させます。
特に柱や梁といった主要構造部分の腐食は、建物全体の耐震性を損なう原因となります。
● シロアリの繁殖
湿気が高い環境はシロアリにとって理想的。
雨水で濡れた木材は絶好の住処となり、短期間で大きな被害に発展します。
● カビ・ダニの増殖
天井裏や壁内部の結露・湿気は、カビやダニの温床となり、
アレルギーや喘息など健康被害のリスクも高まります。
● 電気設備への悪影響
雨水が電線に触れれば、ショート・火災・漏電といった命に関わる事故につながる可能性も。
● 修繕コストの増大
初期なら数万円で済む補修も、重度になれば数十万〜百万円以上の大規模修繕に発展します。
早期対処がコストを抑える最善策です。
まとめ|「まだ大丈夫」は危険サイン
「雨漏れ」:すでに建物内に雨水が侵入している可能性大
「雨漏り」:室内に被害が出ており、緊急対応が必要
いずれも放置すれば、建物の寿命を縮め、資産価値を下げる結果に。
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